プロフィール

雨塚さり

Author:雨塚さり
プリンの妖精に惑わされた一人。
駄文しか書けませんが、よろしくお願いします♪
コメント、拍手していただけると嬉しいです♪

カテゴリー

web拍手


↑何か御用がある方はお気軽にご利用ください。
感想をいただけると泣いて喜びます♪
お礼は現在1つです。

リンク&登録サーチ様(敬称略)

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Sweets Nightmare.1

・トリコさんのサイト、『ニコイラ』様に載ってあります「にゃんこデビルロイド」に衝撃を受け、管理者様に頭をさげ書かせていただいた文章です。
・わたしからお願いしたのにこんな文章ですいません!!!


・スザク×ロイドにゃん
・全年齢対象です。

・まだ続いてしまいます。
・続きはまた後日。

↓↓↓

「たくさんお菓子ありがとうにゃあ~ん♪」

別れを惜しむ男の手を猫のようなしなやかさでするりとすり抜け、両手でお菓子のたくさん入った籠をかかえロイドにゃんはすたこらさっさと男の家を後にする。
チョーカーについた大きな鈴の音が、きらびやかな夜の町に響いた。
頭には大きな猫耳、おしりからは猫のしっぽ、そして、背中には黒いコウモリのような羽が生えたロイドにゃんは、もちろん人間ではない。人を誘惑し、堕落させるために生まれ堕ちた子悪魔だ。
ロイドにゃんは上機嫌に調子外れの鼻歌を歌いながら、ジャックオランタンの口に、さきほど貰ったお菓子を吸い込ませる。ただのカボチャをくりぬいた提灯ではない。先日、とある青い猫が出てくるアニメを見て思いつきロイドにゃんが発明した携帯型四次元倉庫である。このカボチャの口の中はワームホールに繋がっており、無限に物体を収納することができる。これならいくらお菓子をせしめても荷物になることはないし、要冷蔵のものも安心して保存できるのだ。

「今年は豊作だったにゃぁん♪」

ハロウィンの日に、ロイドにゃんは毎年町に降りてきては子供達に混ざってお菓子を大量にゲットする。と言っても、ロイドにゃんのターゲットはお友達のお母さんや近所のおばさんではなく、お得意様の独り暮らしの独身貴族や倦怠期を向かえた既婚男性だ。
ロイドにゃんは今までそのカモの男達には体を触れさせたことはない。体をつかい一人の男に時間と体力をかけるよりも、言葉巧みに多くの男を魅了するほうがずっと効率がいい。どうせみんな、上目遣いで「○○はもっとたくさんくれたのににゃあ…」と言えば、見栄を張りいくらでもお菓子をくれる。

「男なんてみんなちょろいにゃ♪」

今日は黒のビキニパンツに破れたタイツという、かなり露出度の高い服装……と言っていいのかわからないくらい露出度の高い服装だったこともあってか、去年よりも収穫率は大幅アップ。途中経過だというのに、すでにトラック数台分のお菓子がこの四次元ジャックオランタンに詰まっている。

「こんどはどこに行こうかにゃ~♪」

夜も更け、子供達はもうとっくに家に帰り寝ている時間だが、ロイドにゃんの夜はまだまだこれからだ。
目の端に見慣れない家の明かりを見つけ、ふと足を止める。そういえば、つい最近町外れの小屋に新しい住人が移り住んだと聞いた。それも、若い生気の強そうな男。
まだあまり町の住人にも慣れていないだろうし、独り身は寂しいだろう。もちろん、彼女がいても問題ないが。

「たしか名前は…スザク、くん?寂しかったら、僕が慰めてあげるにゃ~♪」

ロイドにゃんは新しい獲物を求め、ハロウィン色に飾られた夜の町をスキップしてゆく。



***   ***



「トリックオアトリィートォ!!お菓子くれなきゃイタズラするにゃあん♪」

扉が開いた瞬間に、人間よりも少し大きめの八重歯(狼男や吸血鬼ではないのでただの八重歯だ)を見せながら一番の笑顔で家主を迎える。中から出てきたのは、茶色い髪に翡翠色の瞳をした青年だった。

「っ!!…こんばんは、悪戯好きの猫さん。ちょっと待っててください」

ロイドにゃんの姿を見て驚いたのか、彼は一瞬目を丸くし固まる。性的なことに免疫がないのだろうか?と思ったが、すぐに人のよさそうな笑顔を浮かべテーブルの上から籠を取ってきた。ごくごく普通の子供が訪ねてきたときのように。

(そ、それだけにゃ?もっと顔赤くして焦るとか、チラチラいやらしい視線かけて来るとかしてくれてもいいのににゃあ…)

「どうぞ」

「ありがとうにゃん」

納得いかないまま、差し出されたものを手のひらに受け取る。綺麗にラッピングされた透明なカップからかすかに漂ってきた甘い香りに、ロイドにゃんは思わず顔を崩した。

「プリンにゃっ!!」

「はい、かぼちゃプリンです」

大きく広げた両手に乗せられたそれは、ロイドにゃんの最愛のスイーツだ。
見ると、スザクが下げている籠の中にはプリンで埋め尽くされている。
これは籠ごといただくしかない。
自然とにやけてしまう口元をきゅっと引き締め、深い緑色の瞳を見上げる。

「僕、プリン好きだからもっと欲しいにゃあ~…」

「じゃあ、もう1つどうぞ」

ロイドにゃんのおねだり攻撃が効いたのか効いていないのかよくわからないが、笑顔のまま空いている方の手にプリンを渡される。
目の前にプリンの山があるのだ。ロイドにゃんがこれで満足できるわけがない。

「もっともっと欲しいにゃあ~」

「でも、その小さな手じゃ2つしか持てませんよ?」

「むぅ~…」

いまいち手ごたえを感じられず、ロイドにゃんは思い切ってスザクに擦り寄った。猫耳を頭にぺたりと付け、尻尾を青年の足に絡み付ける。

「でも、もっともぉっとたくさん欲しいにゃあ…できればその籠ごと…」

瞳を潤ませ青年の顔を上目遣いにじっと見つめる。さすがにこれには堪えたのか、一瞬固まり顔を赤くさせると、ばつが悪そうに口元に手を当てた。
そういえば、こっちから見つめているのになかなか目が合わない。彼の視線が、さっきから目よりも高い位置に向いている。

「そ、そんなに欲しいなら…食べていきませんか?実は、焼きすぎてしまってまだまだたくさん余ってるんです。お茶もだしますよ?」

反対側の手が、ゆっくりとロイドにゃんの猫耳に伸ばされる。が、触れられる前にロイドにゃんはぱっと体を離し指から逃げた。

「もちろんにゃぁん♪」

行き場のなくなった手が宙を舞い、引き戻される。それを見てロイドにゃんはにやりと笑った。

(こいつ…猫好きにゃ)

会った時に目を丸くし驚いたのも、この衣装のせいでなく猫耳と猫尻尾にときめいたからだろう。
本当は、この耳にも尻尾にも触りたくてしかたないのだ。

(触らせてなんかやらにゃいけど…そのぶんたっぷり貢がせてやるにゃ!!)

尻尾をわざと大きく振り毛並みのよいそれを強調しながら、中へと入っていく。





先を進むロイドにゃんの、腰からお尻にかけてのライン、さらに、そこから生える尻尾を眺め、その男が唇を歪めたのを、ロイドにゃんはついに気付かなかった。
























次回、いきなりエロ入っていいでしょうか…(爆死)






↓おもしろかった♪という方は、どうぞポチッと。参考にさせていただきます。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。